HITOTSUBU COLLECTIVE

​ひとつぶコレクティブ

Who we are

Hitotsubu is a loose collective that approaches the 2011 Fukushima Daiichi nuclear disaster from an intersectional feminist perspective. We try to create safe spaces for people affected by the disaster to connect with each other, express themselves, process their experiences on their own terms, and learn more about nuclear issues.

 
 

Points of Unity

 参加者の主体性・身体を中心にする

人間は、自分を傷つけたものと向き合う力を持っています。しかし、その力とつながるためにはサポートしあう関係性が必要です。私たちは、表現を通して参加者が自分の問題意識・身体感覚に新しく意識を向けられたり、参加者同士が肯定的な関係性を作れる場を提供し、そのつながりや表現を通して参加者たちが自分たちが持っている力とつながれることを目的としています。この過程は「エンパワーメント」とも呼ばれます。

 

人の主体性を大事にすることは、言語化できないものを大事にするところから始まると思っています。上手く説明することができなくても、何だかモヤモヤしたり、嫌だったり、離れたいという気持ちが身体感覚として現れることがあります。そのようなものに意識を向け、参加者がより自分の体や感覚とつながれるような空間を作りたいと思います。

 セーファー・スペース

「Gaslighting」という言葉があります。ウィキペディアでは、「心理的虐待の一種であり、被害者にわざと誤った情報を提示し、被害者が自身の記憶、知覚、正気を疑うよう仕向ける手法」と紹介されています。私たちはもう少し広く、「自分の現実感あるいは自分の身体感覚が否定されること」というふうに使っています。意図的にガスライティングをされていなくても、悪意のない小さな差別(microaggression)を受けることで、自分の現実感を否定されることがあります。

 

個人同士の現実否定が構造的暴力を再生させてしまいます。例えば、障がい者の現実や身体感覚を否定する行動は「障がい者差別」という構造的暴力を再生させます。このような否定が重なり、傷が深くなり、「治らないもの」、ずっと抱えないといけないもの、傷があることが当たり前のこととなっていきます。傷が治れないようになっているから構造的暴力なのです。

 

このように日常的に、平凡に起きている小さい攻撃や否定によって構築されていく痛みや傷があります。私たちはこのような暴力を再生産しないように心がけたいと思っています。だから自分たちの差別意識を改善するために勉強し、対話します。また、いろんな立場を持つ私たちが守られる空間づくりを優先するために、差別意識や日常的な暴力の責任を取らない団体や人と一緒に活動しません。全ての参加者が安全だと感じれる空間を作るために、セクハラ・精神虐待・権力関係を維持する暴力を強くお断りします。

「マイナス」と言われているものを大事に

原発事故は他の構造的暴力に重なり、人々に膨大な被害をもたらしました。その被害はとても広くてとても深く、言語化しきれません。そのような現実とともに生きている中、「マイナス」と言われるものを感じるのは当たり前だと思います。同時に、特に意識せずに事故とともに生きることも当然です。原発事故に対する国の対応の暴力性により、健康被害にあってしまった人もいれば、新しく精神障がい者となった人たちや、より重い障がいを抱えるようになった人たちもいます。この状況の中で、いろんな体を持っている人たちの表現・形・気持ち・タイミングや時間の感覚・ニーズを肯定する必要があります。これが被爆者を見習った、原発事故に対する一つの正義感でもあると思います。

 

このような気持ちや状態を「マイナス」としてではなく、全ての気持ちを自覚して受け入れることによって学べることもあると思います。楽しさや明るさだけでなく、怒り・恐怖・不安・恨み・悲しみ、全ての気持ちを大事にしながら知恵を作っていく過程を大事にします。これも日常の中に消される暴力性や不条理の確認にもつながり、被害を作り出している構造を可視化し、その中で人が選ぶ選択肢や、その人が感じる気持ちを肯定する居場所をもっと広く作っていきたいと思います。

 

統一された体の理想像に自分の体を無理矢理はめようとし、どんどん元気を無くしていくのではなく、自分のあり方を振り返ることによって自分のあり方・限界・容量・能力に関する知識を深め、経験してきた痛みや不合理を消化し、今の自分を愛する方法を一緒に考えていきたいと思います。

 

Projects

  • 原発事故に影響された様々な当事者同士の対話や、関心のある方々との対話を企画します。当事者同士のつながりや対話が今後、原発事故に関する課題と向...

  • 一人一人のつぶやき。そのときの自分の一面。自分の感覚で表現してみたりすることは誰かの力になれるし、自分を大事にする行為でもある。そういう粒を...

  • あなたの体はあなたのものです。あなたの体はあなたに何を伝えようとしているのでしょうか?様々な切り口から体と新しい関係性を見出してみましょう。

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